ジープ製ピックアップの歴史 ウィリス・ジープから最新モデルまで

公開 : 2019.01.05 06:10

ウィリス-オーバーランド・ジープ 4×4 トラック(1947年)

考え得るなかでもっとも早くウィリスはジープをピックアップ市場に投入している。

1947年、米国市場で民生用CJ-2A発売のわずか2年後には、ピックアップトラックとステーションワゴンボディをもつより大型のモデルをラインナップに加えている。


単にジープ・トラックと呼ばれたピックアップモデルには、スチール製キャビンとフルメタル製ドアが採用され、オープントップのCJよりも快適な運転環境を実現するとともに、64psのパワーですべてのタイヤを駆動していた。

ウィリスからは、スタンダードなピックアップやキャビン付きシャシー、シャシーのみといったさまざまなバリエーションが販売されていた。

なかには、価格をできるだけ下げるため、基本的なシャシーだけとしたものもあったが、1950年代にはクロームバンパーやクロームハブキャップ、ジープが「デラックス・キャブトリム」と呼ぶオプションなどが加わり、その生産は1965年まで続いている。

注:写真は1954年モデル

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