ジープ製ピックアップの歴史 ウィリス・ジープから最新モデルまで
公開 : 2019.01.05 06:10
J4800 キャンパー・スペシャル(1970年)
グラディエーターは基本的に作業用トラックとして設計されたものの、多くがカーゴボックスを搭載し、スペースに優れたキャンパー仕様となって米国中を旅していた。
冒険好きをショールームへと誘うこの素晴らしい機会に、ジープではJ4800 グラディエーターをベースに、キャンパー向けの特別仕様車として、その名もキャンパー・スペシャルを登場させている。
1783kgの牽引能力とヘビーデューティ仕様のサスペンションを持ち、強化された冷却システムと10層のラバーで構成されたタイヤを履くモデルだった。
四輪駆動と4速マニュアルトランスミッションに、178psのV8エンジンを組み合わせ、2.4mのベッドを搭載したJ4800は、ジープでもっとも高価なピックアップモデルだった。
1971年当時のスタートプライスは4370ドルであり、2018年現在の価値に換算すれば、約2万7000ドル(298万円)になる。