試乗 アウディQ3 35 TFSI 先代の欠点解消 ややパワー不足か
公開 : 2019.01.18 10:10
MQBプラットフォーム採用
フォルクスワーゲングループが普遍化させつつあるMQBプラットフォームに移行したこのQ3は、つい先日英国のショールームへの配車が始まった。1.5ℓで150psを発揮する35 TFSIをはじめとし、2.0ℓで190psの40 TFSIクワトロ、それに2.0ℓで230psの45 TFSIクワトロの3種類のガソリンエンジンが用意される。
さらに2.0ℓターボディーゼルを搭載し、150psの35 TDIや190psの40 TDIクワトロも設定される。前者は前輪駆動またはクラッチ式の4WDが選択可能だ。
トリムレベルはスポーツからフル装備のヴォルスプラングまでが用意される。ただしスポーティなボディキットや19インチホイールなどが取りつけられる中級のSラインが英国売り上げの過半数を占めるだろう。
英国への初期導入車両はすべて前輪駆動に7速ツインクラッチを組み合わせた35 TFSI Sラインであることから、今回はこのモデルに試乗を行った。