2019年を占う ジャガー・ランドローバー ハイテク化でスランプ脱出へ

公開 : 2019.01.19 07:40

オフロード向け新機能も

優秀なオフロード性能も自慢のひとつだ。ランドローバーが世界初と主張する「クリアサイト・グラウンド・ビュー」という機能は、ボンネットの下を透視することができるものだ。これは2014年のディスカバリー・ビジョン・コンセプトに搭載されていた。

このシステムはフロントグリル内およびドアミラーに取りつけられたカメラの映像がタッチスクリーン内に投影される。45度の傾斜で空しか見えないような状況でも、確実に地面の状況を知ることができるのだ。

そして他のモードではタイヤ位置を3Dで確認することもできる。これはオフロードだけでなく狭い路地でも活躍するだろう。われわれは前者を急斜面で、後者を鉄道の線路上でテストしたが、初挑戦でも動作は完璧だった。

新型イヴォークの詳細なテストは今後が待たれるが、今回の低速テストを行っただけでも多くの事実が確認できた。ステアリングはよくバランスが取れており、2.0ℓディーゼルは16km/h以下でも洗練された振る舞いを見せた。そしてヴェラール風のインテリアは多くの顧客の目を引くことになるだろう。

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