2019年を占う 変革遂げたアストン マーティン 初のSUV「DBX」発売も
公開 : 2019.01.19 11:40
オフロード性能を追求したDBX
このDBXはアストン最量販モデルとなるだろう。このモデルの売れ行きがアンディ・パーマーが(ほぼ完璧かつ通常の2倍速で)行ってきた「第二世紀」計画の評価を決めることにもなる。
DBXのコンセプトは2015年に初登場した。市販型に明確に引き継がれた部分こそほとんどないが、その開発思想は共通している。アストンは5ドアレイアウトの実用性を残しながら、可能な限りアストンらしいシルエットを表現している。
アストンはウェールズ・ラリーのグラベルコースを走るDBX開発車両の画像を公開し、そのオフロード性能をアピールした。DBXにはアストンのFRモデルにインスパイアされた新開発のアルミニウムとコンポジット製アーキテクチャを使用している。
これらはアストンによって開発されたものであり、メルセデスの手は入っていない。しかし、電動システムについてはメルセデス製だ。当面はアストンのV12およびAMG製のV8が搭載され、AMG製のハイブリッドを搭載するモデルが追って登場する。