ロータス史上最強 エキシージ・カップ430 速さ追求 機構、多岐にわたる変更

公開 : 2019.01.11 09:05

足元にも多岐にわたる変更点

バンプステアを大きくするステアリングアームのジオメトリ改善に加え、カップ430のハンドリング性能を変えられるように、3段階調整式の新型ナイトロン製ダンパー(リバウンド、低速/高速コンプレッションの3段階でダンピングの微調整が可能)と調整式のアイバッハ製フロント/リアアンチロールバーが標準装備されている。

タイヤは頑丈なミシュラン製パイロットスポーツカップ2(フロント:215/45ZR17、リア:285/30ZR18)を、超軽量の鍛造ブラックアロイホイールに装着している。

車が速くなればなるほど、ブレーキ性能の向上も必要になる。エキシージ・カップ430には、ロータスの公道仕様車のなかで最大サイズのキャリパーとローターを使用。APレーシング製の4ピストン鍛造ブレーキキャリパーと新性能の2ピースJフックブレーキディスク(熱容量が高い)を前後に備えたブレーキシステムは、デブリ除去にも優れた設計。ゆがみや振動を低減し、周回を重ねても一貫したペダルフィールと制止力を発揮するという。

カップ430には、超高強度にして軽量なT45スチール製ロールオーバーバー、新しいシートベルト固定フレーム(1.2kgの軽量化)、リチウムイオンバッテリー、フロント牽引フックを標準装備している。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事