ロータス史上最強 エキシージ・カップ430 速さ追求 機構、多岐にわたる変更

公開 : 2019.01.11 09:05

変速機/エンジンも速さ追求

クロスレシオ6速マニュアルトランスミッションが標準装備されたエキシージ各モデルには、評価の高いオープンゲートデザインのロータス製マニュアルギアボックスが採用されている。

大きなパワーとトルクをエンジンからギアボックスに送るため、直径240mmの新型クラッチを装備(エキシージ・カップ380より12mm大型化)。そのためクラッチの表面積は11%拡大しているという。

エンジン音も、カップ430の重要な個性。新型のインダクションとスーパーチャージャー機構、チタン製のハイフロー排気システムが標準装備されたカップ430は、スピードを上げると他のエキシージとはまったく違ったエンジン音を響かせる。

しかも、排気装置をチタン製にしたことで、リアアクスルより後部の重量が10kg削減された。

ロータス・エキシージ・カップ430には可変トラクションコントロール機能が搭載されており、直接ECUにリンクされている。トラクションを5レベル(ホイールスリップ率1%、3%、6%、9%、12%)と「オフ」に切り替えることができ、インストゥルメントクラスターでも状態を確認できる。

複合素材はキャビン内でも随所に使用されており、軽量の新型カーボンファイバー製計器パネルカバー、ロータス特注のカーボン製レースシートと軽量の新型シートレール、カーボン製ドアシルなど、ハンドメイドされた部分に織目模様が浮かび上がっている。

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