2019年型BMW 7シリーズの画像が流出 大型キドニー・グリル、X7想起

公開 : 2019.01.15 17:00

PHEV以外も改良 中国市場を意識

プラグイン・ハイブリッド・バージョン以外の7シリーズにも改良が施される。

直列6気筒ガソリン、直列4気筒ディーゼル、そして750iのV8や760Li xドライブのV12も含め、各エンジンはパワーが向上し燃費が改善されるはずだ。

レンジローバーのライバルとして昨年秋に発表されたX7は、BMWラインナップの頂点に7シリーズと並んで君臨することになる。両車に見られるデザインの関連性は、フラッグシップ・モデル同士に共通するイメージを作り出すための戦略だろう。

2台のモデルは、高級車に大金を惜しまない購買層を直接ターゲットにしているが、その主な市場は中国だ。彼の地の顧客は概してアグレッシブなクルマのデザインを好む傾向にある。

つまり、7シリーズの新しいルックスは、世界で最も巨大な新車市場の嗜好に合わせてデザインがシフトされることになる証拠とも言えるだろう。

刷新されたフロントエンド以外で、テスト車両で隠されていた他の部分は、バンパーの形状が変わり、前後ライトが細くなるなど、控えめな小変更に留まるようだ。

車内は現行型のアーキテクチャをベースに、BMW最新のインフォテインメント・テクノロジーによるアップデートを受けるだろう。

大規模な変更は期待できないが、デジタル・インストゥルメント・ディスプレイの採用によるユーザー・エクスペリエンスの大幅な向上は、7シリーズをアウディなどのライバルが提供するテクノロジーに追いつかせることにも貢献するはずだ。

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