夢を実現したホンダN-VAN決定 「#N-VAN_Dream」結果発表 東京オートサロン
2019.01.16
「アートを発信できるワタシの人生を表現したクルマ」
「今回デザインしたN-VANは小さい頃から絵を描くこと、アートに触れることが大好きだったワタシの夢のクルマです。学生時代から似顔絵を描き始め、会社員をしながらもアートに関わっていたいという想いからイラストやデザイン制作はずっと続けてきました」
「平日は会社員として働き、似顔絵のイベントがあれば大きなキャリーバッグに画材を詰め込んでクルマや公共機関で会場へ。そうした中で待望の第一子を妊娠。『母親になってもアートで社会とは繋がっていたい』と思っていた時に「#N-VAN_Dream」を知り応募しました」
「今回選んでいただきましたので、この『アート・スタンド号』で子ども達が集まる場所へ積極的に出かけてゆきたいと思います」
今回制作を担当したのは「メイカーズベース」。同社代表の松田さんによれば、「依頼を受けた時にめちゃくちゃ面白い仕事が来た、と喜びました。我々の仕事はシェア工房を提供するクリエイティブな仕事なので、「ちひろさん」以上に舞い上がりましね。クルマのカスタマイズは初めてで楽だったところは全くありませんでしたが、創り甲斐がありました」
出来上がったN-VAN「アート・スタンド号」を見てゆくと、ボディカラーはローラーで塗られざらついた仕上がりのブルーグレーは欧州の商用車的でおしゃれ。似顔絵を描けるテーブルが設けられ、フロントドア部分は開いたときに存在感を消すとともにテーブルを支えるラックとなる。ドアを開けてテーブルを引き出せばスタンバイ。
もちろん折りたたみ式のテントも備わるので日差しやちょっとした雨も大丈夫。車内には生まれたばかりの赤ちゃんが寝られるベビーベッドが目の届くところに設えてあり、親子でイベント会場に出かけられるように考えられているのはさすが母親目線といえる。
「N-VANだけでクリエイティブなお店が何台も集まるマーケットをやりたいですね。N-VANはショップをやるには最高のクルマで、これを使えば出店の概念が変わると思います。こうしたN-VANのマルシェで全国キャラバンをしたいですね」と語った。