日産リーフ、オーナーの声 EVを乗りこなす秘訣

公開 : 2019.01.19 09:10  更新 : 2022.07.22 07:24

遠出した時、バッテリーの残量を予測する必要が

EVでは、常にバッテリーの残量を管理する必要があります。

例えば、遠出した時、ある地点で充電したら次の充電場所を考えることになります。

40kWhリーフの場合、真夏や真冬でなければ10%で約25km位走れる計算で考えます。但し、勾配があると違ってきます。登りの場合、標高差100mに対して、約4km走行分をプラスします。

もちろん、下りの場合は回生充電されますので、逆にその分を差し引くことができます。これを合わせた走行可能距離を暗算することになります。

バッテリーの残量管理は、EVにとって最も重要です。これをめんどくさいと思われるひとは、あまりEV利用には向きません。逆に、今EVに乗っている多くのひとは、これを面白いと感じているようです。

また、バッテリーは、経年変化により劣化が進み、その容量は年々減っていきます。充電方法により、その度合いは変わり、これについての注意も必要です。

長く乗ることを前提としてEVを考えるひとには、しっかりと検討することをお勧めします。

リーフで魅力的なEVライフを過ごすには……

EVに乗るには不都合な点があっても、リーフに楽しく乗っているひとは大勢います。ここで説明した内容は、決して絶対的な話ではありません。

ライフスタイルなどをリーフに合わせて工夫しているようです。

新しい物には、想定外のことが起きる可能性があります。しかし、それを受け入れる覚悟さえあれば大丈夫。もし面白く感じられたらベストです。

最も大切なリーフにのる秘訣は、EVワールドの冒険者になることです。魅力的なEVライフが待っています。

日産リーフを3台乗り継ぐ 小林薫氏が寄稿 長期レポートの前後関係

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