2019年最初の大規模クラシックカー・オークション 27台の名車たち 後編
公開 : 2019.01.20 09:10 更新 : 2020.12.08 18:40
1973年製 ポルシェ911カレラRS2.7ツーリング
ダックテール・ウイングですぐに見分けが付くポルシェのRS2.7はレースのために軽量化された車体とクラシックな911のルックス、そして強烈なパフォーマンスを備えている。
中でもツーリングと呼ばれるモデルは、パフォーマンスを維持したまま多くの快適装備を加えた仕様。まず間違いなくオールラウンダーの完璧なスポーツカーであり、現代では非常に人気が高い1台だ。
この1973年型はオリジナルのシャシーとギアボックスがそのまま残されているが、その日常的な使いやすさの表れとして走行距離は8万1000kmとやや多い。
また、現在のオーナーによって趣味の良いアップグレードがいくつか加えられている。RMサザビーズによると落札価格は45万ドル(約5000万円)程度になる見込みだという。