試乗 アウディTT 45 TFSI クワトロ スリルに欠けるが完成度高し
公開 : 2019.01.30 10:10
エンジンは大きく変更
標準装備もさらに充実した。ヒーター付き電動格納式ドアミラーや、ドライブモードセレクト機能も含まれている。エンジンは大きく変更が加えられている。現行モデルに搭載されている1.8ℓエンジンは、よりパワフルな2.0ℓ4気筒に変更された。エントリーグレードの40 TFSIは195psとなり、今回試乗した中間グレードの45 TFSIは245psとなった。
TTSは305psとさらにパワフルだ。このすべてのガソリンエンジンに微粒子フィルターが採用され、ディーゼルモデルは完全に廃止された。
サスペンションは前マクファーソンストラット、後フォーリンクのままで、前輪駆動モデルのみマニュアルギアボックスを選択できる。試乗車には四輪駆動のクアトロシステムが搭載されており、新しい7速デュアルクラッチであるSトロニックが組み合わされていた。旧型に搭載されていた6速のものよりも変速は速く、軽量に仕上がっている。
公道での楽しさは今まで同様だ。高いスピードで進入しても、有り余るグリップで自信を持ってコーナリングできる。俊敏でくるりと方向を変えルが、常にコントロール下に置いておける感覚だ。