ボルボV40の後継? SUVクーペ準備中か 売上増/電動化への対応を見込む
公開 : 2019.01.19 18:10 更新 : 2019.01.19 18:34
電動化との強い関係性も
彼は現行のV40が今年中に生産終了となることに触れ、「新型モデルの発表まで長くは待てません。このセグメントにおけるシェアを失いたくないのです。市場の大部分はカバーできると確信していますが、熱烈なハッチバック・ファンは別です」と語った。
そのためにも、新型車はSUVのXC40よりわずかに低く、流麗なルーフラインを持ち、既存のハッチバック・オーナーにアピールすると同時に、XC40とは十分に差別化されたモデルになるだろう。
そのデザインは、間もなく登場する電気自動車ポールスター2と同じ方向になる可能性が高い。ポールスター2はボルボが2016年に発表したコンセプト40.2の市販バージョンになると思われる。
昨年のV40の販売台数は7万7587台で、2017年より23%減少した。それに対し、XC60は2018年に18万9459台も売れている。販売開始から最初の通年を2019年に迎えるXC40は、15万台の売り上げが予想されている。
カースメーカーズによれば、ここ数年続いているSUV人気を反映し、ボルボでは多くの顧客がV40からXC40に乗り換えるのを見ているという。
SUVの人気が高いにも関わらず、カースメーカーズは60と90シリーズのセダンやエステートにも言及し、「われわれは背の低いクルマの提供も続けます。その需要があると信じているからです」と付け加えた。