シトロエンXM　750ポンド（10万円）～

激安で見つかるXMも一応は走ってくれるだろうが、五体満足とはまず考えないほうがいい。複雑な機構をもつだけに、定期的なおかつ時には高くつく整備を要するクルマなのだ。

そろそろネオクラシックになりつつあるだけに、もう少し予算を上乗せして手をかけられたものを見つけたほうがいいだろう。

ワゴン版のブレークはハッチバック版から遅れること2年の1991年、巨大な荷室空間を引っさげて英国へやってきた。ハイドロニューマティックによる極楽の乗り心地とあいまって、頻繁に長距離をこなす層に受けた。

そういう使い道には2.1／2.5ℓのターボディーゼルがうってつけだが、ガソリンのV6も痛快だ。さらに2.0ℓのガソリンターボだって、速さと経済性のバランスには侮れないものがある。

すべての画像をみる　全18枚