世界のメーカー 起源となったクルマたち 前編
公開 : 2019.01.26 08:10
ローバー・エイト(1904年)
ローバーは1885年にセーフティ・バイシクルを開発し、これが現代的な自転車を確立した。そして1902年にはバイク、1904年には自動車の販売を始めた。この2シーターのエイトは1912年まで販売され、900回転で8psを発揮し、レッドゾーンは1500回転からという実用的な1327ccの単気筒エンジンを搭載していた。
戦後の好景気な時期にランドローバーを発売したあと、1968年にはブリティッシュ・レイランド・グループの一員となった。さらに、軍事メーカーのブリティッシュ・エアロフォースを経て、BMWの傘下となった後、2000年に再び独立した。しかし、2005年に経営破綻し、現在はインドのタタが所有している。