世界のメーカー 起源となったクルマたち 前編

公開 : 2019.01.26 08:10

ランチア・タイプ51(1907年)

ヴィンチェンツォ・ランチアはスポーツ・レーシングカーを製造すべく、1906年11月にランチアを設立した。1907年2月に同社発の自動車がテストを開始する予定だったが、工房で火事が発生し、設計図や工具とともに焼失してしまった。ランチアは7カ月に燃え残りから新しい車両を作り上げ、2544cc4気筒エンジンを積むタイプ51は100台以上が生産された。

最も革新的な自動車メーカーだったものの、現在ランチアはまさに存亡の危機に瀕している。生産されているのはわずか1モデルのみで、このモデルも生産終了が予定されている。

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