世界のメーカー 起源となったクルマたち 前編
公開 : 2019.01.26 08:10
アストン マーティン・コール・スカットル(1915年)
アストン マーティン初の自動車であるコール・スカットルは1915年に開発された。第一次世界大戦が終わると、さらに3つのプロトタイプが生産され、そのうちのひとつはバニーと呼ばれていた。しかし、それらのモデルが実際に販売されることはなかった。
1921年になってコール・スカットルの販売が開始された。これは1496ccの4気筒エンジンを積むモデルだ。その後会社が倒産するまでに、わずか69台が生産された。
写真のクルマはシャシナンバー3の現存する最古のアストン マーティンで、アストン マーティン・ヘリテージ・トラストが所有している。
アストン マーティンは複数の会社のもとを渡り歩いた後、1994年から2007年まではフォードの傘下に入っていた。DB7やDB9がヒットし、生産台数を大きく伸ばした。その後投資家によって買収され、2018年10月には独立企業としてロンドン証券取引所に上場した。