世界のメーカー 起源となったクルマたち 前編
公開 : 2019.01.26 08:10
オペル(1899年)
アダム・オペルは1862年に会社を設立し、裁縫機械の製造を行っていた。1886年には自転車の製造を開始し、1895年に死去した。しかし、残された妻と5人の子供が経営を引き継ぎ、1899年には同社初の自動車を発売した。
エンジンは1545cc、3.5psの単気筒エンジンで、ふたり乗りと四人乗りが用意されていた。しかし、このモデルの売れ行きは悪く、1899年には11台、1900年には24台が販売されたのみだった。
オペルは1931年にGM傘下となったが、2017年にPSAに売却された。