世界のメーカー 起源となったクルマたち 前編

公開 : 2019.01.26 08:10

ビューイック・モデルB(1899年)

現存する米国メーカーでは最も古参なのがビューイックだ。1899年に設立され、同年1台目が製造された。しかし、2台目が製造されたのは翌年になってからで、3台目は1903年だった。

はじめはビューイックオートヴィム・アンド・パワーカンパニーという社名だったが、量産が始まったのは1904年になってからだった。翌年にはビューイックモーターカンパニーに改名され、その時発売されたのがモデルBだ。

2605ccのフラットツインエンジンを搭載し、17psを発生していた。その年には37台が販売されたが、 翌年には8800台まで急拡大した。

ビューイックはアメリがで最大のメーカーとなり、ビューイック・ウィリアム・C・デュラントとルイス・シボレーが1908年に設立したGMの中でも、特に重要な位置を占めた。ビューイックの名は現在まで残っており、近年では中国で人気を博している。

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