世界のメーカー 起源となったクルマたち 中編
公開 : 2019.01.27 06:10
マセラティ・ティーポA6(1947年)
マセラティ家の6人兄弟のうち、5人(カルロ、ビンド、アルフィエーリ、エットレ、エルネスト)がクルマとモータースポーツに生涯を捧げた。彼らは自動車会社を1926年に立ち上げ、レーシングカーのみを製造した。
ティーポA6の登場は1947年で、1488ccの直列6気筒を搭載していた。のちに2.0ℓバージョンやさまざまなボディ形状が追加された。
マセラティは高級なラグジュアリースポーツカーを製造した。シトロエンとデ・トマソの傘下となった後、1993年にはフィアットの傘下となった。
その後一時はフェラーリ傘下となるものの、現在はフィアット・クライスラー・オートモビルの一員となり、SUVモデルのレヴァンテなど、ラグジュアリーモデルを開発している。