MG、エコブーストのライバル・ユニットを計画中
公開 : 2013.04.30 14:50 更新 : 2017.06.01 01:52
MGは、フォードのエコブースト・ユニットに対抗する1.0ℓ3気筒ターボのGDIエンジンをそのファミリーに追加すべく計画中だ。
2014年末に中国でリリースされ、2015年にはヨーロッパ市場にももたらされる予定のGDIエンジンは、その1.0ℓ3気筒ターボに加え、1.4および1.5ℓターボも用意され、MG3、MG5、そして上海モーターショーでコンセプト・モデルとしてデビューしたMG CSに搭載される計画がされている。また、MG6には1.5ℓのみが搭載されることになるだろう。
「1ℓのベンチマークは、フォードのエコブーストでなければならない。」と、元リカルドのマネージング・ディレクターであり、現MGのパワートレーン・ヘッドのポール・マクナマラは語った。
「フォードは最初にマーケットに新しいテクノロジーをもたらし、人々の認識を変えることに成功した。われわれのゴールは、そのフォードのエコブーストと競合するエンジンの開発であり、可能な限り結果を残すことにある。」とコメントしている。
MGがデュアル・クラッチのトランスミッションに取り組んでいることも、マクナマラは認めている。湿式クラッチ・バージョンは36.6kg-mのトルクに耐え、乾式クラッチ・バージョンは22.8kg-mのトルクに耐えることが可能だという。しかし、共に2015年以降の導入となるだろう。