アストン マーティンDBX、V8搭載プロトタイプがテスト中
公開 : 2019.01.23 11:40
アストンの新世紀 DBXの役割
DBXは2015年にコンセプトカーとして初めて発表されたが、市販される際には別の名前が与えられると言われていた。ヴァレカイも可能性が噂されていた車名の1つだ。3ドアで流麗なクーペ風スタイルだったコンセプトと異なり、市販モデルのDBXは一般的な5ドア・レイアウトになる。
DBXはアストン マーティンの歴史において、そしてアンディ・パーマーCEOが指揮する会社の方向転換計画における次の段階で、最も重要なモデルになるだろう。パーマーCEOが舵を取って以来、アストンでは「第二の百年」に向けて製品の世代交代が進んでいる。
既存のモデルは新たに発表される新型モデルによって次々に置き換えられてきた。DB9はDB11に替わり、ヴァンテージはモデルチェンジし、ヴァンキッシュの後継として新たなフラッグシップのDBSスーパーレジェーラが登場。だが、DBXには先代にあたるモデルがなく、まったく新しい分野を切り開くことになる。