クルマのボディカラー 世界人気は「白」 有彩色は青/赤、小型車に顕著
公開 : 2019.01.23 17:10
アジア がぜんホワイト 有彩色の重要性も増
ホワイトは、他のどの地域よりもアジア太平洋地域で人気がある。
新車の53%はホワイトであり、その人気は前年に比べて大きく伸びた。
有彩色の中では、依然としてレッドが一番人気。
しかし、ブルーはその差を縮めつつある。また興味深い点として、SUVではブラウンは引き続き人気があるが、減速の兆しを見せており、この車格においてのブラウンの重要性は過去のものになりつつある。
アジア太平洋地域の自動車購入者は、自分たちの色の好みを、動向やライフスタイルに結びつけるようになってきているとBASFはいう。
「たとえば、メタリックやスパークリングのブラックは、いくつかの車格で人気が高まっています」
「サブコンパクトカーでも、輝きの強いシルバーやグレーなどが増えています」とも。
これは、より幅広い色のパレットが出現した中国市場で見られる傾向だという。
「有彩色の多様性は顕著で、ほとんどすべての車格でレッド、ブルー、イエロー、ブラウン、ゴールドが使われています。中国の消費者は、以前よりも簡単に、自分の好みの色をクルマで表現できるようになりました」と、オートモーティブカラーデザインアジア・パシフィックのヘッドである松原千春は述べる。