今は亡きブランドが世に送り出した最高なクルマたち22選 前編
公開 : 2019.01.25 12:10
デ・トマソ・パンテーラ(1971年)
フェルッチオ・ランボルギーニはフェラーリに対抗するために自身のクルマを0からすべて設計した。だがアレハンドロ・デ・トマソはより簡単な道を選んだ。息を呑むようなゴージャスな車体は自分でデザインし、エンジンはフォードから購入したV8エンジンをシートの後ろに搭載した。
パンテーラの品質は度々問題視されていたが、それでもアメリカでは不動の人気を誇った。1975年にはフォードが米国内への輸入をストップしたが、他の市場では1992年まで生産と販売が続いた。
デ・トマソに何があったのか?デ・トマソは1975年にマセラティを買収したが、2004年にブランドが解散するまでは少数ロットでクルマを生産・販売し続けた。
その後トレードマークは売却され、2011年にはデ・トマソのコンセプトカーがジュネーブモーターショーで披露されたが、現在まで音沙汰なしとなっている。