今は亡きブランドが世に送り出した最高なクルマたち22選 前編
公開 : 2019.01.25 12:10
ハドソン・ホーネット(1951年)
ハドソン・ホーネットは1950年代のアメリカ車がみんな同じルックスを持っているというのを否定させる存在だった。大きな丸型のヘッドライトに主張の激しいクローム部分は他のクルマと共通している。
だがそこから後ろに優雅に伸びるルーフラインとポンツーンのような丸さを持つリアのデザインが非常に特徴的で独特だった。今日ではメルセデス・ベンツCLSなど車種のような立ち位置を築いていただろう。
デザインだけでなく、性能も確かなものだった。1950年代初頭ではNASCARの優勝カップを独占し続けた。
ハドソンはその後1954年にナッシュ=ケルビネーターと合併し、AMCを結成した。ハドソンブランドそのものは1957年まで続いた。