今は亡きブランドが世に送り出した最高なクルマたち22選 後編

公開 : 2019.01.25 19:10  更新 : 2019.05.04 13:03

スチュードベーカー・アヴァンティ(1962年)

アヴァンティはスチュードベーカーが消滅する前の最後の賭けとして作られたクルマだ。スチュードベーカー・ラークのシャシーをベースにレイモンド・ローウィがデザインしたFRP製の車体が組み合わされたこのクルマは、シボレーコルベットをリリースしたのを受けて開発された。

倒産するまでに約5800台のアヴァンティが生産されたが、実は2006年まで生産設備を受け継いだ5人の実業家が当時のパーツなども用いて倒産後も生産し続けていたのだ。

スチュードベーカーは1963年に主要のサウス・ベンド工場が閉鎖され、1966年まではカナダにある工場で生産が続けられた。スチュードベーカーの名は自動車用部品メーカーのフェデラル・モグールが今も保有している。

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