メルセデス・ベンツ 2018年、国内純輸入車販売台数No.1 2019年は?
2019.01.25
メルセデス・ベンツ日本から2018年のリザルトと2019年の展開予定が発表されました。昨年は国内純輸入車販売台数No.1。2019年は先進的なモデルの導入やカスタマーサービスの拡充を目指します。
国内純輸入車販売台数 4年連続No.1
メルセデス・ベンツ日本の2018年の総括と2019年の事業方針について、年頭記者懇談会で上野社長から説明された。懇談会のオープニングで流されたのは1965年に製作されたアニメである「スーパージェッタ―」だった。30世紀の世界をイメージした想定で当時は夢物語だったハイテクが、今ではかなり現実のものとなっていて、クルマの自動運転もそのひとつだ。メルセデス・ベンツが目指すものと合致することからリンクされたもの。
メルセデス・ベンツの2018年乗用車世界販売台数は、前年比0.9%増となる230万台以上となり、過去最高記録を打ち立てた。日本では年初からニューモデルを積極的に導入し32車種、161モデルへと広がっている。あわせて積極的なマーケティング活動もあり新車販売台数は6万7531台と発表され、4年連続国内純輸入車販売台数首位と、6年連続プレミアム・ブランドでのNo.1を獲得した。販売台数はMBUX認証の関係から前年割れ(2017年 6万8215台)となってしまったが、受注台数では前年を上回る台数となり高水準を維持している。しかし新型Aクラスは人気を集め12月単月で3200台を販売できたという。
また日本でのメルセデス・ベンツの保有台数は過去最高となる73万台を超え、よりアフターセールスやパーツの充実を目指して行くそうだ。
メルセデス-AMGは新たにパフォーマンスと環境性能を両立させた53シリーズを加えたことにより、ライフスタイルにあわせて選べるラインナップが完成した。販売も好調で、総販売台数は11万8000台以上を記録し、日本での販売も好調で世界4位のポジションにあるという。
ダイムラー社が2016年のパリショーで発表した中長期戦略である「CASE」も着実に具現化されている。コネクテッドを意味するC、Aのオートノマス/自動運転、Sはシェアダウン・サービス、Eはエレクトリック/電動化を意味し、自動車業界のこれからの指針を示すものとなった。日本においても独自の展開を進めている。
続いて、2019年の取り組みについても発表があった。