中国市場 低迷の新車販売が復活か 明暗分かれた各メーカーの実情
公開 : 2019.02.03 12:10
番外編:マル秘情報(ゴシップ・トレンド・うわさ話)
MX-5はリースが少ない
マツダMX-5のオーナーは、ほかのモデルに比べてリースよりも実際に購入する客の方が明らかに多いらしい。英国マツダのジェレミー・トンプソン社長が明らかにした。MX-5は趣味のクルマとして購入されることが多く、オーナーもそれだけ投資する準備を整えているのだという。「ツーシーターオープンカーなど楽しみのために買うのなら、やはりお客様は自分で所有したいと考えるようです」
PSAグループ、デザインの独立性維持
PSAグループ(プジョー、シトロエン、DS、ヴォグゾール、オペル)はパワートレインやプラットフォームの共有化を進めるものの、それぞれの特徴的なデザインは尊重するという。つまり、DS 3 クロスバックのために開発されたポップアップ式のドアハンドルはDSでだけ使用されるということだ。DSデザインディレクターのティエリー・メトロは次のように語った。「ドアハンドルはわれわれのデザイン言語のひとつです。つまり、これはDSのためだけに開発されたのです」
BMW バッテリー寿命がリース価格に影響
R&Dトップのクラウス・フレーリヒによると、電動自動車のバッテリー寿命を考慮することは、リース価格を低く抑える上で非常に重要だという。「もしバッテリーを化学的にリサイクルすることができるなら100ユーロ(1万2000円)を受け取ることができるかもしれませんし、二次利用できるなら1000ユーロ(12万円)が手に入り、20年から30年にわたって利用できるかもしれません。これを考慮すると、残花を高めることができるでしょう」
イネオス・オートモーティブ オフローダーを計画
イネオス・オートモーティブは「グレナディア」というオフローダーの発売を計画している。初代ランドローバー・ディフェンダーの精神を汲むモデルだという。イネオスによれば、ランドローバーは新型ディフェンダーで採算がとれるには5万台を販売する必要があるが、グレナディアは2万5000台で良いという。