2019年を占う モータースポーツの動向は ハミルトンやアロンソの動き
公開 : 2019.02.02 08:10
2019年のモータースポーツ界において注目すべき事柄をまとめました。F1ではルイス・ハミルトンが再び世界タイトルを目指します。一方インディに転向したフェルナンド・アロンソはチャンピオンを獲得することができるのでしょうか。
もくじ
ー ルイス・ハミルトン、6度目の世界チャンピオン濃厚
ー クリス・ミーク、WRCタイトルを争うか
ー アロンソ、インディ500チャンピオン有力
ー VW、新たなEV速度記録を樹立か
ルイス・ハミルトン、6度目の世界チャンピオン濃厚
F1界については、ルイス・ハミルトンが6度目の世界王座に輝く可能性は高いといえよう。メルセデスがオフシーズンの動きのなかで平静をたもち、ハミルトンが依然速さの基準となっていることを鑑みれば、あながち大胆な予想とはいえまい。そこで批判は承知の上だが、最有力な対抗馬としてレッド・ブルのマックス・フェルスタッペンの名を挙げたい。
なぜかと訝る向きもあろうが、ホンダのエンジンは一般に思われるほど悪くないし、ルノーとはまたちがったやり方でホンダの力を引きだすだろう。ダニエル・リカルドが去った今、チームの中心はフェルスタッペンだ。
セバスチャン・ベッテルについてはどうだろうか。まあ、フェラーリも混沌としているはずだが、ドライバーとチーム間の緊張が高まっていく感もあるし、新加入のシャルル・ルクレールはキミ・ライコネンよりも脅威にはちがいない。
さいごに余談をひとつ。今年の英国GPは地上波TVでしか生中継されないため、視聴者数はかなりの低下が懸念されるところだ。