2019年を占う モータースポーツの動向は ハミルトンやアロンソの動き
公開 : 2019.02.02 08:10
クリス・ミーク、WRCタイトルを争うか
度重なるクラッシュが理由でシトロエンとの契約を打ち切られ、クリス・ミークのWRC2018年シーズンは表面上突如として終わった。
この北アイルランド人がかわって落ちついたのがトヨタ・チームだ。まちがいなく2018年最速だったヤリスWRCカーを得た速い男ミークは、鬼に金棒の勢いでタイトルに照準を合わせる。
アロンソ、インディ500チャンピオン有力
F1で2度世界一に輝いた男は、2017年のインディ500の初参戦でたびたびラップリーダーに立つ活躍を見せ、優勝の目があることをおおいに見せつけた。
そのときはエンジンブローでレースを絶たれたものの、2019年こそは(こんどはマクラーレンから直接エントリーするにしても)世界3大レース制覇(トリプルクラウン)を手にするべく健闘を見せてくれるだろう。
VW、新たなEV速度記録を樹立か
お眼鏡にかなうEV選手権レースがあらわれるまで、フォルクスワーゲンは我流の挑戦を続ける。驚異的な新記録を樹立した昨年のパイクス・ピークにつづき、今年はニュルブルクリンクに立ちむかう。
680psに向上したID Rプロトタイプで、公式にEVの速度記録へ挑むのだ。おまけにフォルクスワーゲンは、ポルシェが打ち立てた記録もことごとく抜き去るつもりのようだ。