ロータスとウィリアムズAE ハイパーカー「オメガ」を共同開発か 提携発表
公開 : 2019.01.30 19:10
オメガ 予想パワートレインは?
ロータスのフィル・ポッパムCEOは次のように語っている。
「われわれがウィリアムズ・アドバンスト・エンジニアリングと結んだ新しい技術提携は、急激に変化している自動車の世界において、われわれの知見と能力を拡大する戦略の一環です。先進的な推進技術によるパワートレインを適用すれば、複数におよぶ自動車の分野で、多くの刺激的な解決方法を提供できるようになります。
提携と相互に補完し合える経験は、注目に値するエンジニアリングの資質とテクニカルな能力、そして英国の開拓精神の結合を産むでしょう」
コードネーム「オメガ」と呼ばれるロータス初の電気自動車は、同社が傘下に入るジーリーホールディングス内で、先進テクノロジーとパフォーマンスに特化したリーダー的役割を担うブランドに生まれ変わるためのモデルである。ジーリーホールディングスにはボルボやポールスター、LEVCも属しており、これらの3社は既に電動化に関する広範囲の知見を蓄えている。
ロータスのハイパーカーに予想されるパワートレインは、少なくとも2基のモーターが4輪を駆動し、驚異的な加速性能を発揮するだろう。にもかかわらず、先進的なバッテリー技術は400km以上の航続距離を可能にし、急速充電と何らかのエネルギー回生システムも備えるはずだ。
オメガ・プロジェクトによるクルマが登場するのは2年以上先になるが、ロータスとウィリアムズが他のパワートレインやモデルを共同で開発する可能性もある。