2019年版 世界おもしろパトカー(1)
公開 : 2019.02.02 11:10
61位:フォルクスワーゲン・パサートW8(ルクセンブルク)
これはパサートだが、あなたの知っているものとは異なる存在だ。一見、ヨーロッパ中に掃いて捨てるほどいる退屈な4ドアセダンのパトカーだが、実際はW8を搭載したモデルなのだ。
275psを発揮し、四輪駆動システムを備える。この究極の羊の皮を被ったオオカミはヨーロッパ中で唯一、ルクセンブルクのみに配備されている。
2001年から2004年までのわずか4年間のみ生産された。搭載されたW8エンジンはフォルクスワーゲングループのW型エンジンラインナップのモデルケースといって良い。
2003年発表のベントレー・コンチネンタルGTに搭載されたW12や、2005年発表のブガッティ・ヴェイロンに搭載されたW16で結実した。