中止 レンジローバーSVクーペ 発売取りやめが決定

公開 : 2019.02.01 19:45

専用のクーペボディが必要

この決定はJLRのスペシャル・ヴィークル・オペレーション(SVO)に打撃を与えることになる。レンジローバーSVクーペは、コベントリーにあるSVOのテクニカル・センターで、一から生産される最初のモデルになるはずだった。XEプロジェクト8 SVOが標準モデルのXEのボディをモディファイしたものであるのに対し、SVOはSVクーペのために専用のボディを製作したのだ。

SVクーペは標準モデルのレンジローバーのプラットフォームを僅かに変更し、その上に独自のボディシェルを載せることになっていた。標準のレンジローバーから流用するものはボンネットとテールゲートの下側半分のみだった。

ランドローバーは今回の声明を、「当社のSVO部門は引き続き、高級、高性能、高品質の限界を押し広げる、わくわくするようなクルマの開発を続けていきます。数週間後には新しいFペースSVRの納車も始まり、現在も多くの新型モデルを開発中です」と結んでいる。

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