ディーゼル車、欧州で販売急落 イギリスは-30% 2018年の統計

公開 : 2019.02.06 06:10

欧州市場におけるディーゼル車の販売低下が、止まりません。ディーゼルゲート以来、需要が下がり続け、ガソリン車や電動車が上り調子です。

もくじ

下がりゆくディーゼル需要
新エネ車/国別の動向
ブランド別で見る欧州市場

下がりゆくディーゼル需要

昨年では欧州全体で1560万台の自動車が新たに登録された。いくつかのモデルがWLTP対応のため販売を一時停止し、第4四半期は全体的に販売が下落。しかしそれでも昨年に比べ346台も新規登録数が増えた形となった。

ディーゼル車への需要は欧州27カ国中20カ国で下落。欧州全体での新規ディーゼル車登録台数は559万台で、2017年の676万台に比べ18%も下がった。

下げ幅が一番大きかったのは英国で、前年比30%もディーゼル車の登録台数が減った。ディーゼル車の需要は欧州市場全体での35%となり、2001年以来最悪の数値となった。

ディーゼル車販売低下の裏ではガソリン車の売り上げが上昇し、全体の57%の売り上げを占めた。2017年と比較し、ガソリン車の売り上げはおよそ100万台増加。

また、新エネルギー車の需要も高まり、2018年は94万4800台が新たに登録された。2017年の73万7400台に比べ、22%も増えた形となった。

電動モデル、国別の統計もご紹介しよう。

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