次期ランドローバー・ディフェンダー 起死回生ねらう重要モデルに
公開 : 2019.02.04 18:10
次期ディフェンダーの特徴とは
自動車メーカーにとって目に見えている危機から脱却するには、消費者の購買意欲をそそらせる新しい商品をリリースすることが一番の手法だ。そしてまさにそれをJLRは行おうとしている。
AUTOCARが次期ディフェンダーのスパイショットを公表して以来、様々な種類のディフェンダーがミッドランズにある本拠地周辺で目撃されている。
3ドアの超ショートホイールベースモデルや、より大型の5ドアモデルはスペアタイヤ有り無し両方が目撃されている。これらの目撃により、次期ディフェンダーは12バージョンものラインナップで販売されることがわかる。
異なるボディスタイルやピックアップ、ソフトトップなどが用意され、内装も実用性だけを重視したシンプルなインテリアから、超豪華なものまでが用意されるとみられる。
最初にローンチされるモデルはハードトップとソフトトップ両方が用意されるショートホイールベースモデルと、ハードトップのみのより大型のモデルになるだろう。価格は4万ポンド(571万円)から7万ポンド(999万円)で販売されるだろう。
次期ディフェンダーではより広い存在感を示すことが肝心だ。荒くて強い、無骨でどんな状況でも走れる原理主義的な存在を持ちつつ、一方で年間生産台数5万台を実現するためにも、一般消費者層が日常的に使用できるという存在も目指している。