VクラスもEVに メルセデス・ベンツ「EQV」 3月ジュネーブ発表へ
公開 : 2019.02.05 11:55 更新 : 2019.02.28 20:20
メルセデス・ベンツのミニバン「Vクラス」も電動化されます。その名も「EQV」。SUVのEQC、近々市販されるハッチバックのEQA、小型SUVのEQB、高級セダンのEQSに続くものです。ヒントとなるのはバン部門によって開発される「ヴィート」。パワーや航続距離はEQVのほうが上回るでしょう。
もくじ
ー EQV「次の大きな提示」
ー 「ヴィート」から読み解く電動Vクラス
ー 2022年までに9モデルのゼロエミッション車
EQV「次の大きな提示」
メルセデス・ベンツは電動MPVを今年のジュネーブ・モーターショーで発表する。将来的には市場でフォルクスワーゲンのID Buzzとライバルになるクルマだ。
フェイスリフトしたVクラスの発表会で確認されたとおり、このコンセプトEQVは「量産に近い試作モデル」であるという。おそらく、これとほぼ同じ市販モデルが登場するだろう。
メルセデスによる電動車シリーズ「EQ」で5番目となるEQVは、昨年発表されたSUVのEQC、近々市販されるハッチバックのEQA、小型SUVのEQB、高級セダンのEQSに続くものだ。これらのモデルはすべて、EQVも含め、2022年までに発売される予定だ。
メルセデス・ベンツ・バンのウィルフリード・ポース取締役は、EQVが同社のこのクラスにおける「次の大きな提示」となると述べている。