VクラスもEVに メルセデス・ベンツ「EQV」 3月ジュネーブ発表へ
公開 : 2019.02.05 11:55 更新 : 2019.02.28 20:20
「ヴィート」から読み解く電動Vクラス
メルセデスのバン部門によって開発されるその市販モデルは、将来の電動商用車と密接な関係にある。それはVクラスが商用バンのヴィートをベースにしているのと同様だ。
メルセデス・ベンツ・バンは既に電動商用車のeヴィートを販売しており、今年後半にはeスプリンターの発売も予定している。eヴィートは標準のヴィートのプラットフォームをベースに、都市部に適した近距離配達用車として開発された。合計で41.4kWhとなる3つのリチウムイオン・バッテリー・パックと、最高出力85kW(115ps)と最大トルク30.6kg-mを発生するモーターを搭載し、1度の充電で150km程度の距離を走ることができる。
EQVはおそらく、EV専用プラットフォームではなく、現行のVクラス/ヴィートのプラットフォームに変更を加えたものがベースになるだろう。eヴィートよりパワーも航続距離も向上すると考えられる。