ロードテスト アルファロメオ・ステルヴィオ ★★★★★★★★☆☆

公開 : 2019.02.09 11:50  更新 : 2019.02.16 13:53

 

はじめに ▶ 意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

使い勝手 ★★★★★☆☆☆☆☆

アルファはホットなステルヴィオのデビューと同時に、8.8インチのディスプレイとスマートフォンとのミラーリング機能を備えたインフォテイメントシステムのアルファコネクトを導入した。アップルにもアンドロイドにも対応し、携帯電話のデータにコネクトすることで、結果的により多くのコネクテッドサービスを利用できるようになった。

とはいえ、おそらく1000万円を超えるクルマのインフォテイメントシステムは、スマートフォンのデータ接続に頼るべきではないのだろうか。そして、その他の点で、マニエッティ・マレリが開発したそれはずば抜けているわけではない。コントローラーはBMWのiドライブのようなダイヤルで、われわれはその手のデバイスが一般的にタッチパネルより好みだが、プレミアムグレードのシステムとしてはベストとは言えない、扱いにくいものだ。

ナビゲーションシステムは、期待されるほど融通がきかず、詳細ではない。また、ステルヴィオのオーナーが、フルデジタルメーターやヘッドアップディスプレイのようなアイテムを提供されるのはしばらく先になりそう。どちらも、少なくともオプションでなら、この手のクルマには用意されてしかるべきなのだが。

視界


前方視界を妨げるものはない。しかし、小ぶりなリアウインドウが、後方視界を制限する。

燈火類

バイキセノンのヘッドライトは十分に明るいが、LEDの方が望ましい。

ステアリングとペダル


ペダルのポジションは上々で、左足を休めるのに十分なスペースもある。ステアリングコラムは、わずかに右側へオフセットしているが、問題にはならない程度だ。

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