試乗 ヴェゼル・ツーリング・ホンダセンシング(1.5ℓターボ) 価格/スペックを評価
公開 : 2019.02.09 21:12 更新 : 2019.02.12 12:15
ホンダ・ヴェゼル「ツーリング」の試乗記です。ヴェゼルに新しく加わった新モデルで、1.5ℓターボを搭載。価格/スペック/走りを評価します。
もくじ
どんなクルマ?
ー ガソリン、HVに加え、ターボ追加
どんな感じ?
ー 1.5ℓターボ車のメリット
ー 出力アップで、足はハードに
ー アジャイルハンドリングアシスト
「買い」か?
ー 価格 C-HRハイブリッドG並み
スペック
ー ヴェゼル・ツーリングのスペック
どんなクルマ?
ガソリン、HVに加え、ターボ追加
フィットの基本設計を母体に発展したコンパクトSUVがヴェゼルである。基本ハードウェアではフリードと姉妹車の関係にもなる。登場した当初のヴェゼルは「フィット由来」を感じさせるSUVだったが、走りの質感など車格感に関わる部分に改良を加えて、登場当初よりもフィットとの車格距離を拡大している。
そこへ新たにシリーズ最上位モデルとして追加されたのが「ツーリング」である。従来ラインナップのパワートレインは1.5ℓ/CVTと、1.5ℓ/DCTをベースとしたパラレル式ハイブリッドの2タイプだったが、ツーリングには1.5ℓターボ/CVTが搭載される。1.5ℓの単一排気量設定ながら標準型、ハイブリッド、ターボを展開することとなった。
高性能型VTECをベースとしたL15Bターボは他にもステップワゴンやCR-V等に搭載されるホンダの主力パワートレインのひとつ。ただし、パワースペック(特性)は搭載車種によって変更され、ヴェゼル用はシビックセダンに近い172ps/22.4kg-m仕様となる。ちなみに他のL15B搭載車同様に燃料はレギュラーガソリンである。
また、専用加飾を用いた内外装は当然として、フレームやサスチューニングも専用設計となっている。シャシーまわりではアジャイルハンドリングアシストを採用しているのも見所だ。