ゴーン問題/アライアンス再構築 日産の1月販売、影響は? 「2019年1月に売れた日本車」

2019.02.27

2019年1月 車名別販売台数ランキング

(日本自動車販売協会連合会/全国軽自動車協会連合会)

1位 ホンダN-BOX 1万9192台
2位 スズキスペーシア 1万4350台
3位 日産デイズ 1万3541台
4位 ダイハツタント 1万3125台
5位 日産ノート 1万1448台
6位 ダイハツ・ムーヴ 1万358台
7位 日産セレナ 1万110台
8位 ダイハツ・ミラ 9177台
9位 トヨタアクア 8875台
10位 トヨタ・プリウス 8712台

11位 トヨタ・シエンタ 8600台
12位 スズキ・ワゴンR 7422台
13位 トヨタ・ヴォクシー 7231台
14位 ホンダ・フリード 6699台
15位 トヨタ・カローラ 6562台

ホンダN-BOX 17カ月連続首位

1月単月の乗用車の車名別ランキングは、“軽高登低” の陣容が続いた。首位についたのは一昨年9月に全面改良を行い、昨年の11月には特別仕様車のカッパーブラウンスタイルを設定したホンダN-BOXで、前年同月比0.6%減ながら1万9192台の販売を記録して17カ月連続でのトップに立つ。続く第2位には、昨年12月にSUVデザインのギアを設定して同38.0%増の1万4350台を達成したスズキ・スペーシアが前月と同様にランクイン。第3位には、同8.8%減ながら1万3541台を販売した日産デイズが前月と同順位で入った。さらに、第4位には昨年12月にお買い得グレードのVSシリーズを発売して同8.2%増の1万3125台を記録したダイハツ・タントが位置し、4カ月連続でトップ4を軽自動車が独占した。

昨年12月に特別仕様車のCギア・リミテッドを設定するなどして登録車の首位に立った日産ノートは、同8.0%減の1万1448台で第5位にランクイン。また、昨年9月に仕様の一部向上を図った日産セレナは同29.2%増の1万110台で第7位、トコットの販売が好調なダイハツ・ミラは同22.4%増の9177台を成し遂げて第8位、昨年12月にディーラー装着の純正部品として踏み間違い加速抑制システムを設定したトヨタ・アクアは同1.5%増の8875台で第9位、昨年12月にマイナーチェンジしたトヨタ・プリウスは同6.0%減ながら8712台を記録して第10位に入った。トップ10を一覧すると、登録車は4車種で、残り6車種が軽自動車。この比率になるのは、15カ月連続である。

注目のニューモデルの販売実績を見ていこう。昨年9月に2列シート車を新設定するなど一部改良を実施したトヨタ・シエンタは同29.6%増(8600台)で第11位に、昨年6月にハッチバックモデルのスポーツ、8月にスポーツのMT車を追加したトヨタ・カローラは同25.9%増(6562台)で第15位に、昨年10月に一部改良を行ったトヨタ・アルファードは同110.5%の大幅増(5908台)で第17位、トヨタ・ヴェルファイアは同10.1%増(3619台)で第31位に、昨年11月に特別仕様車のワンダラーを発売したスズキ・ハスラーは同7.9%増(5515台)で第20位に、昨年6月に全面改良を実施したトヨタ・クラウンは同218.1%の大幅増(4660台)で第24位に、1月末に直噴ターボ仕様を追加したホンダ・ヴェゼルは同33.5%増(4554台)で第25位に位置。

昨年11月に商品改良を敢行したマツダCX-5は同61.7%増(3307台)で第34位に、昨年11月に商品改良を行ったマツダCX-8は同5.7%増(3105台)で第37位に入る。また、昨年7月にフルモデルチェンジしたスズキ・ジムニーは同78.0%増(2410台)で第44位、スズキ・ジムニーシエラは同1624.4%の大幅増(1345台)を成し遂げて第54位に、やはり昨年7月にフルモデルチェンジしたスバルフォレスターは同24.1%増(1594台)で第50位に、昨年10月に新グレードのスタイルを追加したダイハツ・ブーンは同134.2%増(1122台)で第63位にランクインした。

さらに、昨年12月にミディアムクラスのハイブリッドセダンへと生まれ変わったホンダ・インサイトは月販目標の1000台を超える1382台の販売を記録して第52位に、昨年11月よりハイブリッドモデルの販売を開始したホンダCR-Vは1287台を記録して第57位に、昨年10月に登場した新型レクサスES300hは1165台を販売して第60位に、昨年11月に発売した新型レクサスUX250hは1156台を記録して第61位に食い込む。昨年7月に市場デビューを果たした新型軽バンのホンダN-VANは、月販計画3000台を上回る4925台の販売台数を成し遂げた。

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