新型Aクラス試乗 メルセデス・ベンツA180スタイルの内装/価格/走りをレビュー

公開 : 2019.02.25 10:15

どんな感じ?

内装 後席空間に進歩

先代Aクラスは見た目どおりの室内のせまさと後席の乗降性の悪さ、そしてインテリアの質感、乗り心地などが弱点だったが、つくり手もそれらは認識していたようで、少なくともこれらのポイントでは着実な改善が見られる。

ホイールベースの延長で後席レッグルームの拡大は明白だし、さらに全高はほとんど変わっていないのに室内のヘッドルームも明確に余裕が出た。まあ、同クラスのなかで特別に広いわけではないが、大柄な成人男性4人が普通に座れるだけの空間はあり、スモールキャビンデザインとの両立は巧妙である。

また、後席乗降性にしても、ウインドウグラフィックから想像できるようにあえてホメるべきレベルではないが、無意識の動作でも普通に乗降できるようになったのは明確な進歩。

先代では、体格によって不用意に乗降すると頭をぶつけることが少なくなかった。

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