英国試乗 アウディTT ロードスター リラックスできるオープンカー
公開 : 2019.02.13 10:10
どんな感じ?
ドライバー中心のコクピット
キャビンのデザインは通常のアウディと共通しており、エアコンはエアベントと統合されている。また、試乗したSラインではスポーツシートに変更されている。
アウディのバーチャルコクピットは相変わらず魅力のひとつで、ドライバー中心のコクピットという印象が少々強くなっている。フルデジタルの計器類はこれまで同様カスタマイズ可能で、大型のダイヤルとステアリング上のボタン類もすぐに使いこなせるようになる。
アンドロイド・オートやアップル・カープレイも快適に使用できる。オプションのテクノロジーパックにはナビゲーションシステムやオンラインサービスのアウディ・コネクト、スマートフォンのワイヤレス充電器が含まれ、選択する価値は十分ある。
トランクスペースはクーペモデルには及ばないものの、Z4やSLCよりも広い。ルーフの状態は容量には関係しないのもライバルと異なる点だ。
オープン化に際してボディが強化され、コーナーでも緩さは感じない。これに素晴らしいグリップ力が組み合わさることで、驚くようなスピードでコーナーを駆け抜ける俊敏なスポーツカーに仕上がっている。非常に軽いが精密さを感じさせるステアリングも俊敏さを感じさせる理由のひとつだ。