BMWの電動SUV「iNext」 スウェーデンの雪原に 自動運転レベル3実現へ
公開 : 2019.02.13 07:10
新プラットフォーム 次期3シリーズにも
このクルマで初めて採用されるBMWの新プラットフォームは、内燃エンジン車、プラグイン・ハイブリッド車、そして電気自動車の全てが基本アーキテクチャを共有でき、同じラインで生産が可能だ。将来の3シリーズをはじめ様々なBMWのモデルに使われることになる。リア・エンジン車にさえ対応することもできる。
BMWは将来的に2種類のプラットフォームで全てのモデルを作る予定だ。1つは前輪駆動車用で、もう1つは後輪駆動または4輪駆動用となる。
後者を使う電気自動車は、ドライブトレインをリアに搭載するのが標準仕様となる。プラグイン・ハイブリッドは電気モーターをリアに搭載し、フロントに横置きされるエンジンが前輪を駆動。電動モデルはBMWの伝統的な後輪駆動レイアウトを踏襲する。
他にツイン・モーターを使った4輪駆動の電気自動車や、内燃エンジンに古典的な機械式の4輪駆動システムを組み合わせたモデルも含まれる。