スバル、ジュネーブで2台の電動化モデル発表 ボクサー・ハイブリッド有力
公開 : 2019.02.13 10:40 更新 : 2019.02.28 20:19
英国発のニュースです。スバルは、3月開催のジュネーブ・モーターショー2019にて、2台の電動化モデルを発表すると予告しました。「eボクサー」を名乗り、ボクサー・エンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッド・モデルが姿を現す見込みです。
ボクサー×ハイブリッド有力視
スバルは、そのボクサー・エンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッド・モデル2台を、3月のジュネーブ・モーターショーで発表する。
このまだ明示されていない2台には、「eボクサー」というブランドが与えられ、初めて欧州に投入されるスバルの電動化モデルとなる。いずれにせよ、現行ラインアップにあるモデルがベースであることは確かだろう。
同社は先日の東京オートサロンで、eボクサーパワートレインを搭載したフォレスターのSTIチューンド・バーション、フォレスター・アドパイン・スポーツ・コンセプトを公開している。
スバルがこのeボクサーに使うエンジンの排気量や、そのシステムが単なるハイブリッドなのか、それともプラグイン・ハイブリッドなのかということも、現時点ではわかっていない。同社の公式サイトには、このパワートレインについて「スバルらしい、ハイブリッド」と記述されている。
スバルは以前、将来のWRX STIにプラグイン・ハイブリッドを採用する可能性をほのめかした。厳しさを増す排ガス規制によって、現行モデルの2.5ℓボクサー・ターボ・エンジンの使用は難しくなるからだ。
スバルはこれまで、英国でハイブリッド・モデルを販売したことはないが、ハイブリッド・パワートレインの経験がないわけではない。2013年にはXVハイブリッドを米国と日本で発売している。
これは最高出力150psを発生する2.0ℓ水平対向エンジンに、13.6psのモーターを組み合わせたものだった。
また、昨年にはプラグイン・ハイブリッドのクロストレック・ハイブリッドを米国で発売した。