「GT」ほんとうに名乗れるクルマは 元祖GTからトンデモGTまでジャッジ 前編

公開 : 2019.02.16 06:10

フェラーリ 250 GTクーペ(1954年)

フェラーリと、ピニンファリーナといったコーチビルダーからは、数多く250のバリエーションモデルが登場している。

1954年のパリ・モーターショーで発表された250 GTクーペは、フェラーリが「一般的なドライバー」と考える顧客向けに初めて真剣に開発を行ったモデルであり、GTの名は、このクルマがイタリア中を快適に長距離移動することができることを率直に表していた。

フェラーリでもっとも成功したモデルの多くが「G」と「T」の名を冠しており、250GTOやディーノ206 GT、さらには365 GTB/4といった名がすぐに思い浮かぶだろう。

2018年時点では、GTC4 ルッソと488GTBがこの伝統を受け継いでいる。


判定:合格
注:写真は1959年製250 GT

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