「GT」ほんとうに名乗れるクルマは 元祖GTからトンデモGTまでジャッジ 前編

公開 : 2019.02.16 06:10

サーブGT750(1958年)

サーブはイタリアで成立したGTの定義を大胆にも最初に逸脱したメーカーのひとつであり、1958年デビューのGT750には、大陸横断レースでマセラティ3500 GTに対抗するだけのパフォーマンスは備わっていなかったが、サーブがGTの名をこのクルマに与えたことに意義を唱えるものはいなかった。

GT750は93のスポーティバージョンとして、サーブのラリーの血脈を注ぎ込まれたモデルであり、だからこそGTを名乗ることを許されたのだ。


判定:合格

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事