F-1 第1戦 オーストラリア・グランプリ
公開 : 2012.03.18 23:52 更新 : 2017.06.01 00:55
オーストラリアのメルボルンでの勝利で、ジェイソン・バトンは2012年F-1で幸先の良いスタートを切った。
2009年のワールド・チャンピオンであるサマセット生まれの彼は、チームメイトのルイス・ハミルトンに続く2番手グリッドからスタート。バトンはハミルトンよりも良いスタートダッシュを見せ、第1コーナーでトップに立った。
2人のマクラーレン・ドライバーは常にレースをコントロールし、ほとんど1-2フィニシュでレースを終えるかに見えたが、タイミングの悪いセーフティカー・ラップのため、セバスチャン・ベッテルに間に入られた。
4番手はウェーバー、5位はフェラーリのフェルナンド・アロンソだった。スペイン人ドライバーは予選12位だったが、素晴らしい展開でマラネロ・チームに若干の喜びをもたらした。チームメイトのフェリッペ・マッサも速かったか、サスペンションのダメージで姿を消した。とりかくアロンソのパフォーマンスは、今年のフェラーリが言われるほど悪くないということをアピールするに十分だった。
レース終盤までパストール・マルドナドは6位のポジションで終わるかに見えた。しかし、最終ラップでスピンオフし、結局ザウバーの小林可夢偉に6位を奪われた。7位には2年間のブランクがあったキミ・ライコネン、8位にはセルジオ・ペレスが入賞。
9位にはトロ・ロッソのダニエル・リカルド、10位にはフォース・インディアのポール・ディ・レスタが入賞した。
7回のワールド・チャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハは、オープニングラップでは3番手まで浮上したが、結局ギアボックス・トラブルでリタイアとなった。
1 | ジェンソン・バトン | マクラーレン |
2 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル |
3 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン |
4 | マーク・ウェーバー | レッドブル |
5 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ |
6 | 小林可夢偉 | ザウバー |
7 | キミ・ライコネン | ロータス |
8 | セルジオ・ペレス | ザウバー |
9 | ダニエル・リチャルド | トロ・ロッソ |
10 | ポール・ディ・レスタ | フォース・インディア |