イスパノ・スイザ、新型電動グランドツアラー「カルメン」を予告 ジュネーブショー

公開 : 2019.02.13 19:10  更新 : 2019.02.28 20:19

小規模EVメーカーの時代へ

イスパノ・スイザによる今回の発表は、NIO EP9やデンドロビウムD1など、他の小規模な会社から公開された電動スーパーカーに続くものだ。

また、イスパノ・スイザはカルメンの製造が、電動パフォーマンスカーの専門家でマヒンドラ・フォーミュラEチームにも携わっているQEVテクノロジーズによって行われることを認めている。

そのブランド名に関連した伝統について、同社創立者の曾孫ミゲル・スケ・マテウは次のように語っている。

「イスパノ・スイザが設立された当時、1台の電気自動車が製造されましたが、そのプロトタイプは市販化には至りませんでした。それから119年後の今、2019年3月にイスパノ・スイザは初の100%電気自動車を発表します」

このプロジェクトは、主にレジャー開発や文化事業を手掛けるスペインの複合企業グループ・ペララーダから支援を受けている。

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