最接近 ポルシェEV「タイカン」 充電ケーブル接続状態のスパイ写真も
公開 : 2019.02.14 11:55 更新 : 2021.02.10 17:27
ラインナップ拡充とEV攻勢に
ポルシェは2022年末までに7600億円の開発費を投じて、電動モデルのラインナップ拡充を計画している。タイカンはその最初のモデルだ。ポルシェの伝統的なラインナップとは一線を画す、排ガスを一切出さずに走るクルマでありながら、「典型的なポルシェのドライビング体験」を備えていると、開発責任者のステファン・ヴェックバッハは述べている。
タイカンは英国で発売される際には、約800万円のカイエンと約970万円のパナメーラの間に位置する価格が付けられることになる。そして新たな電動ポルシェの幕開けとなるこのクルマの後には、既存の718をベースにしたミドシップのスポーツカーや、マカンと同サイズのSUVが続く。
AUTOCARではタイカンに2種類のボディスタイルが用意されることを確認している。1つは標準のサルーンで、英国向けの右ハンドル仕様は2020年初頭より納車が始まる予定だ。
もう1つはミッションEクロス・ツーリスモ・コンセプトを市販化した車高の高いワゴン型クロスオーバー・モデルで、こちらは2022年にショールームに並ぶ。