GMとアマゾン、EV新興企業リヴィアンに出資検討 評価額1000億円以上に

公開 : 2019.02.15 17:10

ゼネラルモーターズとアマゾンが中国のEV新興企業「リヴィアン」に出資を検討していると報じられています。リヴィアンはSUVのR1SとピックアップのR1で4輪駆動車市場に旋風を巻き起こそうとしています。

もくじ

アマゾンとGMが目をつけた企業
リヴィアン、どんなクルマを生産?
リヴィアンが他と異なる部分

アマゾンとGMが目をつけた企業

米国の電気自動車スタートアップ、リヴィアンはロサンゼルス・モーターショーでデビューし、ひとびとの興味を大いに惹き付けた。報道によれば、同社にゼネラルモーターズとアマゾンが出資する準備をしているという。

ロイターやブルームバーグに関係者が語ったところによると、これら2つの国際的大企業は共同出資に向けて協議中だという。リヴィアンの評価額は10億ドルから20億ドルの間(約1100億〜2200億円)とされている。

契約は交渉の成否に掛かっているものの、GMとアマゾンはリヴィアンの少数株主に留まる見込みだ。このEVブランドは世界で初めて電動ピックアップを市場に送り出すことを目指している。公の場で発表を行ったのは昨年になってからだが、電動プラットフォームの開発と製作は2009年から続けていた。

リヴィアンはSUVのR1SとピックアップのR1で4輪駆動車市場に旋風を巻き起こそうとしている。

リヴィアンはこれまでテスラが行ってきたように、既存の自動車業界を揺さぶり衝撃を与えようとしている。走行場所を選ばない電気自動車を作ることで、市場を開拓できると信じているのだ。

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